レギュレーションの設定に伴い、社内の制作物を変更しReproのデザインを社内に浸透させるためのプロジェクトとして、社員証のリデザインを行いました。また、社員証を使用して解鍵・施錠、出社や残業時間の管理を行うようになったため、社員やReproを訪れるゲストにとって社員証のデザインはReproのデザインを知る一番身近なプロダクトになると考えています。

1.立案

まずは社員証の内容を分解し、社員証に載せている情報の整理をしました。また、新しい社員証で載せたい情報をリサーチしたところ下記のようなアイデアが出ました。

  • 社名(ロゴ)
  • 名前(JA)
  • 名前(EN)
  • 部署
  • 顔写真
  • Slackのプロフィール写真
  • 会社情報
  • visitor Page QR code
  • 電話番号

上記のように希望を含めると多数の要素が発案されましたが、全てを載せると情報過多になりデザインも煩雑になってしまうため、どこまでを載せるべきか考える必要がありました。

そこで、私たちは社員証の役割を社内外において「顔と名前、また社内における何の業務を担う人であるかを認識させるもの」としました。そうすることで載せるべき情報を以下の3つに絞ることができました。

  • 社名(Reproという会社であることを伝える)
  • 名前(Reproで働いている人であることを伝える)
  • 部署(Reproで何をしているかを伝える)

2.デザイン作成

情報が整理されたので、デザインを作っていきます。デザイン面で考慮するべきことは、以下です。

  • Reproのレギュレーションが守られているデザインであること。もしくは、Reproのデザインであることがすぐにわかること。
  • 誰かと対面した時に名前が障害なく読むことができること
  • 社員全員が身につけたくなるようなデザインであること

また、途中から「ICカードとして機能すること」が必須条件としてあげられたため、こちらも考慮した上で、コンセプトを「Simple Cool Open」と3つの単語としました。ICカードのベースは仕様の面から「FeliCa」を使用することにし、コストと実際の運用フローの面から、印刷ではなくFeliCaと同じサイズのシールを貼ることにしました。

3.デザインFix

最終的に出来上がった社員証はこちらです。上記で述べた要件を満たし、視認性の高いシンプルでクールなイメージのものができました。デザインとしてこだわった点としては以下になります。

文字

  • 誰かと対面した時に名前が障害なく読むことができること
  • Reproであることがすぐにわかること。

要件として、上記の2つがあったので文字の大きさには細かい調整が必要でした。大きすぎると目立ちすぎるデザインになりCoolから離れ、小さすぎると視認性が低くなりそもそもの機能を果たさないものになってしまいます。黄金比を考慮し、文字のジャンプ率、レイアウト、文字の大きさを決定しました。

アイコン

アイコンを入れようと思ったのは、オリジナリティを出すためです。アイコンを入れなかったら、社員証は社名と名前、部署名だけが入ったありきたりなものに見えてしまいます。グラフィックとして、アクセントを入れることで社員証にオリジナリティを出し、社員全員が身につけたくなるようなデザインを作成しました。

カラー

印刷にもこだわりたいと思ったのは、単に見栄えをよくするだけではなく、より伝わりやすいプロダクトにするためです。光沢のある素材を避け、反射率の低いマットな素材とインクを使用することでどの角度からも視認性の高いものにする必要がありました。

また、GUESTと社員を分けるため、背景の色を大きく変更しています。これは一目でReproとどのような関係を持っている人なのかを判断できるようにするためです。

4.反応

社員証をリデザインし、社内を見渡すと前回のデザインでは身につけていなかった社員が社員証を身につけているのをよく見かけます。配布の際には、部署毎に配布に時差があったため、多くの部署から「早く欲しい」などの声をいただきました。機能面の追加も重なり、多くの社員が身につけることになりました。社員が社員証を身につけることをルールや規則にはしていませんが、みんなが身につけることによって、Reproデザインが社内に浸透していき対社外においてもReproデザインが根付いていくことを期待しています。

最後に

今回のデザインでRepro社内において、Reproらしいデザインの魅力を社内に発信することができたと思っています。コーポレートデザインの魅力はこのように会社全体のスタイルを作っていくことだと思っています。社内がもっとReproのデザインかっこいい!素敵!と思ってもらえるよう、これからもReproらしいデザインを作っていければと思います。

これからも成長していくRepro Designでありたいと思います。Reproではそんな会社の顔を作るコーポレートデザイナーを募集しています!

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著者について
Koki Aoyama

社会人2年目の若手デザイナー。
大学では感性デザインを専攻。伝わるデザインに興味を持ちReproに入社。
グラフィックに関わらずかっこいいモノの理由を探るのが趣味。